へびつかい座の球状星団

M12,M10,M14

 M12(NGC6218)は、M10の3.5°南東に位置する球状星団(6.6等)です。大きさや明るさはM10と同程度ですが、密集度はM10より低いです。

 M10(NGC6254)は、へびつかい座δ星の東約10°、30番星の1°西に位置します。M12と比べると、明らかに集中度が高いことが分かります。

 M14(NGC6402)は、へびつかい座β星の南約8°にある球状星団(7.6等)です。M12やM10と比べると、視直径が小さく地味に見えます。

(参考文献)

星雲星団ウォッチング,浅田英夫,地人書館,1996

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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