このアイピースリボルバーは、以前、笠井トレーディング等で販売されていたのと同じ物かと思います。特徴は、ターレット部がプラスティック製で軽量(94g)なことです。スリーブ部は、アルミ製です。精度はどうかなと思っていたのですが、実際に使っても問題はありませんでした。
アイピースレリボルバーには、顕微鏡用の接眼レンズを付けています。顕微鏡用の接眼レンズ(スリーブ径30mm)は、望遠鏡用よりもスリーブ部が長いので、リボルバーの回転部と接触しないように、5mm幅ぐらいのゴム板をスリーブ部に付けています。(5枚目写真)
ターレット部がプラスティック製のため、重い接眼レンズを付けることには、あまり向いていないかもしれません。顕微鏡用の接眼レンズは軽量なものが多いため、適性は良いと思います。ちなみに、オリンパス12.5mmは132g、ツァイス25mmは83g、ニコン16.7mmは67gです。リボルバーに接眼レンズを付けた全重量は376gになります。
アイピースリボルバーは倍率の変更がワンタッチです。また、鏡筒の前後バランスも、一度合わせておくと変えなくてすみます。私の顕微鏡用接眼レンズは、ヘリコイドによるピント調整機能が付いているため、少しの調整で同焦点となりました。倍率を変えても、ピント合わせが不要になるわけです。
とても便利なアイピースリボルバーですが、接眼部の繰り出し量(約32mm)が若干長くなりますので、この点は注意が必要です。
(2019.10現在、アイピースリボルバーの国内販売は、ほとんどないようです。ちなみに私は、ヤフオクで入手しました。)
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