今回は、木辺成麿氏の奥様の木辺村子氏の火星スケッチをご紹介します。木辺村子氏は、ご主人の木辺成麿氏と共に、31cm反射望遠鏡を使って写真撮影も行っていました。山本一清氏が、英子夫人を積極的に観測に携わらせていたことが、木辺氏にも影響を与えたのかもしれません。
英子夫人は、山本一清氏のアメリカ留学にも帯同し、日食観測(1923年・1929年)にも加わっています。下の新聞記事は、山本英子氏が新聞社の所有する飛行機に搭乗し、1936年(昭和11)の日食観測スケッチをすることを告げたものです。
(新聞記事は伊達英太郎氏天文蒐集帖より、資料は全て伊達英太郎氏保管)
2コメント
2021.06.27 06:56
2021.06.27 04:55