2023.02.26 08:14ミヤニ式反射望遠写真鏡 日中戦争(1937-1945)開戦後、西村製作所は軍需産業の開発・製造にシフトしていきました。カセグレイン式反射光学系写真鏡として開発されたのが、ミヤニ式反射望遠写真鏡です。鏡径は8~10cmでした。元京都大学花山天文台職員の宮沢堂氏と西村製作所が協力して完成させたので、[宮沢西村]式、つまり[ミヤニ]式となった訳です。レンズ材不足を補うために、ガラス1枚で製作可能な反射鏡に注目が集まったのでしょう。
2023.02.26 03:27まだまだ近付く 2023/2/25 18:59に撮影した、月(月齢5.0)・木星・金星です。3/2の再接近が近付いてきています。天候が回復し、束の間の晴れ間に撮影ができました。(参考文献)アストロガイド星空年鑑2023,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA,2023
2023.02.23 03:13蒸気の足跡 2023/2/22 17:44に撮影した飛行機雲です。飛行機雲は、航跡雲(こうせきうん)とも言われます。飛行機雲は、航空燃料により生成される水が主な発生原因です。英語ではコントレイル(contrail、condensation trail(「結露の足跡」の意)の略)、あるいはベイパートレイル(英: vapour trail、米: vapor trail、「蒸気の足跡」の意)と言われます。
2023.02.20 11:23夕空の接近 2023/2/20 18:26に撮影した、木星と金星の接近です。2大スターの共演で、とても華やかでした。 20時頃には、南の空にカノープスが赤く見えていました。上手く撮影できなかったのが心残りです。
2023.02.19 04:54戦前のアマチュア天文家(3) 2枚の写真は、親里観測所で撮影されたものです。 撮影者の西尾利夫氏(山口県)は、変光星観測や天文計算を行いました。後年、ミノルタプラネタリウムに入社しました。
2023.02.17 11:31戦前のアマチュア天文家(1) 伊達英太郎氏天文写真帖に残された、戦前のアマチュア天文家の方々を、その愛機と共にご紹介します。「日本アマチュア天文史」にも記載されていない、貴重な写真の数々です。