2022.09.24 03:20日本天文研究会回報No.2〜6 No.2からは、編集人が、日本天文研究会関西支部の樋上敏一氏に変わっています。また、神田氏が花山天文台で流星観測をしたり、花山天文台の三谷氏が観測報告をしたりと、京都・東京の区別がないことがよく分かります。(引用)日本天文研究会回報No.2~6,神田茂,日本天文研究会,1947.10.17~11.3
2022.09.23 00:47うろこ雲と夕焼け 2022.9.21、17:45に撮影しました。空一面のうろこ雲です。 台風14号が去り、突然秋がやって来ました。 うろこ雲は、巻積雲(けんせきうん)という雲です。高積雲(こうせきうん、ひつじ雲)とともに、雲がたくさん群れている時にそう呼ばれます。うろこ雲は、空の下から上へゆるやかな上昇気流にのって熱が運ばれる時、対流がたくさんの細胞状に規則正しく並んでできます。味噌汁が熱せられる時、溶けた味噌が細胞状に見えるのと同じです。太陽の粒状斑と同じ仕組みですね。
2022.09.12 12:11十六夜(いざよい) 2022.9.11、22:21に撮影した十六夜(いざよい)です。この日は、月に木星(左斜め上)が大接近しました。角距離は、2.5°ほどでしょうか。 コンデジ・マニュアルでの久しぶりの撮影で、かなりドギマギしました。 少しずつ涼しくなり、そろそろ蚊に悩まされずに星を見ることができる季節の到来です。
2022.09.07 00:381934年ヘルクレス座新星 1934年(昭和9)に発見されたヘルクレス座新星(DQ星)は、1934年(昭和9)12月13日、イギリスのアマチュア流星観測家Prentice氏によって発見(発見時3等)されました。 この星はその後もゆっくり増光し、クリスマスの頃には、1.3等の明るさになりました。以前は15等ほどの暗い星でしたので、40万倍も増光したことになります。この星は100日近くも極大に近い2~4等の明るさを保ちましたが、4月1日から急に下降しました。10日間で5等から10等まで減光しました。 ヘルクレス座DQ星は、日本のアマチュアが本格的に活発に観測をした最初の新星でした。1920年(大正9)のはくちょう座新星(V476Cyg)を独立発見した神田茂氏の指導を受けながら、多数...
2022.09.03 00:27顕微鏡写真(2) 1933年(昭和8)と1934年(昭和9)に、伊達英太郎氏が、エリザ顕微鏡(東洋光学工業製)で撮影した顕微鏡写真です。 東洋光学工業は、高千穂製作所[現オリンパス(株)]から独立した鈴木泰一氏が、1927年(昭和2)に設立しました。