2023.05.30 00:00石岡繁雄氏(1) この望遠鏡は、1941年(昭和16)に愛知県佐織町の石岡(旧姓若山)繁雄氏が製作完成させた13cm(焦点距離114cm)反射赤道儀です。観測をしているのは、石岡氏の弟の若山英太(つねた、若山家四男)氏です。若山家は、男子ばかりの五人兄弟で、繁雄氏は長男でした。 石岡繁雄氏が望遠鏡製作を決意してから5年、兄弟の力を結集し、ミラーから観測小屋まで全てを手作りしました。
2023.05.27 08:37クック12cmガイド望遠鏡接眼レンズ クック25cm屈折望遠鏡には、元々12cm屈折望遠鏡(ガイド用)と10cmトリプレット写真儀が付属していました。 The Cooke 25cm refractor originally came with a 12cm refractor (for guiding) and a 10cm triplet photographic telescope.
2023.05.22 11:59浅居正雄氏 1941年(昭和16)頃、柿岡地磁気観測所を訪問した、横浜すばる会のメンバーと柿岡地磁気観測所職員です。 左端が森久保茂氏、左から3人目が浅居正雄氏、左から5人目が柴田淑次氏(柿岡地磁気観測所)です。
2023.05.21 05:54東星会(2) 東星会の活動期間は、1942年(昭和17)から1944年(昭和19)まででした。その間、上の写真のように例会がもたれたようです。 東星会にゆかりのあるマアチュア天文家の方々を、伊達英太郎氏天文写真帖から振り返ってみたいと思います。
2023.05.20 01:32東星会(1) 戦時中、東京付近のアマチュア天文家は、本土に残ったメンバーで細々と活動を続けていました。しかし、戦時の拡大により、機関紙発行のために必要な用紙の不足にも悩まされるようになりました。東京付近の小同好会は、用紙獲得のためにも、一つにまとまる必要が生じました。 1940年(昭和15)頃の東京付近のアマチュア天文家の集まりを見てみますと ・東亞天文協会東京支部(五藤斉三氏)→東亞天文協会関東支部(内藤一男氏の提案) ・東京天文クラブ(大久保天文クラブ→青山天文同好会→東京天文クラブ) (野尻抱影氏、小島時久陸軍少将、小森幸正氏、須山正躬氏、関口鯉吉東京天文台長、服部博氏、山根平三氏、横山政二氏) ・東日プラネタリウムの東日天文クラブ(野尻抱影氏) ・東京星の...